2015年は、中継ぎとしてロングリリーフなどさまざまな場面で起用されてきた
歳内宏明投手。9月29日の
DeNA戦(甲子園)で9回の同点の場面で6番手としてマウンドに上がった。その前の8回には4人の投手をつぎ込みながら同点に追いつかれた
阪神。登録抹消された
呉昇桓の代役として1点も与えられない状況だった。その厳しいマウンドで1三振を含む三者凡退に斬って取り、チームにサヨナラへの流れを呼び込んだ。
「先頭を取るというのを考えて投げている。それが良かった」と振り返ったが、その裏、打線がつながり、サヨナラ勝ち。今季残り3試合での初勝利となった。