昨季に続き朗報だ。2014年末、DeNAから戦力外となった冨田康祐はレンジャーズ傘下マイナーと契約し、アメリカに新しい挑戦の場を得た。今季は同じように戦力外となった大田阿斗里投手がメジャー・リーグのパドレスとマイナー契約を結ぶ。

　大田は11月11日に行われた12球団合同トライアウトを受験。その後、パドレスのトライアウトを受けて、球団から合格の発表が伝えられた。沖縄生まれの26歳。長身右腕は帝京高から08年に高校生ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)に入団。今季、一軍登板はなかったが、昔から海外志向、特にメジャーへの強い思いを持ち続けていた。形はどうであれ、夢の実現に新たな一歩を踏み出した。