ドラフト2位ルーキーの
吉持亮汰内野手が、自らの持ち味を存分に発揮した。3月8日の
ヤクルト戦(明石)、5回二死一塁の場面で代走として登場すると、新垣の4球目で二盗に成功する。これで「(投球)モーションを盗めたらいけると思った」と吉持。6球目に好スタートを切り、三盗も成功させた。
1月の新人合同自主トレ中、感染性急性胃腸炎で一時リタイアし、春季キャンプは二軍スタート。1位のオコエ、3位の茂木に後れを取っていた。それでも久米島の1次キャンプ中に攻守走で猛アピールし、一軍に昇格した。「勝負どころで走者を任されるようになりたい」と意気込む22歳。開幕を間近に控え、じわじわと存在感を発揮している。