大抜てきの期待に応えられなかった。4月20日、
ヤクルト戦(甲子園)で先発を任されたのが、2年目の
守屋功輝投手だった。先発の藤川が登録抹消となり、二軍で好成績を残していた守屋が一軍に呼ばれた。これが初の一軍昇格、初先発だった。立ち上がりに緊張のためかボールが高めに浮き2失点。その後もコントロールが安定せず5回途中に10安打2四球5失点で降板した。
「これが今の自分の実力なんだと感じました。こうした結果で本当に悔しいです」とリベンジを誓った。金本監督も「初登板の緊張で、コントロールするのが精いっぱい。これを逆にいい経験にしてほしい」と今後の活躍に期待を込めていた。