西武から
巨人へと復帰した
脇谷亮太内野手が、5月11日の
阪神戦(甲子園)で、移籍初安打を放った。右足首骨折の影響でキャンプはリハビリ組スタート。開幕も二軍で迎えていたが、4月29日に初昇格すると、この日、初めて先発に名を連ね、3回二死二塁の好機に中前へ見事な適時打。「やっと一本が出て、ホッとしました」と満面の笑顔を見せた。
一時は心穏やかではなかっただろう。二塁走者の小林が本塁クロスプレーで一旦はアウトと判定。セ・リーグでは初のコリジョンルールの適用(ビデオ検証)でこれが覆り、生還が認められた。二塁上で苦笑いの脇谷だったが、ベテランの一打にベンチは大いに盛り上がった。