話題の男はオフになっても変わらなかった。
楽天の契約更改交渉が10月25日にスタート。12球団通じてのトップバッターを務めたのは、2016年ドラフト1位ルーキーの
オコエ瑠偉外野手だった。現状維持の推定1200万円で一発サインしたオコエは「少しくらいは上がるかなと思ったけど、そんな甘い世界ではない」と、少々色気を見せながらも、現実を直視した。
プロ1年目の今季は51試合に出場して打率.185、22安打、1本塁打、6打点の数字を残した。一時はスタメンにも名を連ねたが、チーム事情もあって大半を二軍で過ごした。2年目の飛躍を期す若武者は、年俸をアップさせて「月に土地を買いたい」と、将来的なプラン(?)をぶち上げていた。