春季キャンプ第2クールの初日となった2月7日、先発の二本柱がそろって動いた。開幕投手の最有力候補である
涌井秀章投手が初のブルペン入り。田村を相手にストレートのみ23球を投げ込んだ。見守っていた伊東監督は「普段どおり。段階を踏んでやってくれると思う」と厚い信頼を口にしている。
この日は侍ジャパンの小久保監督が視察に訪れ、「1次ラウンド3試合のどこかで投げる」と
石川歩投手の先発起用をあらためて明言。投球予定がなかった石川も、期待に応えるように急きょブルペン入りして33球を披露した。「少し実感が湧いてきた。より気持ちを入れてやりたい」と、石川はWBCに向けてさらに気を引き締めていた。