高卒3年目で先発ローテーション入りを目指す安樂智大投手が2月8日、シート打撃に登板。打者6人と対戦し、島内、村林からは空振り三振を奪ったが、岡島、下妻、島井に計3安打を許した。結果は気にしていないようだが、「真っすぐが良くなかった」と反省しきりだった。

　そんな中でも収穫はあった。この日は安定した制球力を見せ、「フォアボールを出しそうだなという感じはない。そこは長所としてやっていきたい」と前向きに語る。ピッチングを見守った梨田監督は「ストライク、ボールで崩れなくなった」と本人同様、コントロールを評価した。この評価が不動のものとなるまで、アピールを続けていく。