これぞ千両役者の存在感だった。3月14日の
DeNA戦[札幌ドーム]で
大谷翔平投手&外野手がオープン戦に初出場。「三番・DH」で先発し、6回の第3打席には須田から右翼スタンドに推定140メートルの特大アーチをたたき込んだ。「感触は良かったです。それに結構バットも強く振れたので」と大谷自身も手応えを感じられる一発だった。
依然として右足首痛の影響で投手としての復帰の時期は不透明だが、打者としては「3.31」の本拠地での開幕戦出場に光が射してきた。それでも走塁面では「まだ100%ではない」と不安も残しており、残りの時間でどこまで状態を上げられるかが、開幕スタメンへの大きなポイントになりそうだ。