待望の一発が飛び出した。3月15日の
ヤクルトとのオープン戦[神宮]。九番・遊撃でスタメン出場した
平沢大河内野手が1対2の5回、先頭打者として登場すると、山中が投じた真ん中低めへの119キロを右翼席へたたき込むオープン戦第1号を放った。「たまたまです」と本人は謙虚に振り返ったが、2月12日に行われた台湾・ラミゴとの練習試合でも、チームの2017年一発目となる本塁打を放っている。「(山中の)スピードは合っているかなと思って起用した」という伊東監督の期待に応え、アピールに成功。遊撃争いでは中村に一歩後れを取っているが、このまま終わるつもりはない。ここからの平沢の逆襲、さらにハイレベルな遊撃争いを期待したい。