虎の救世主が、本格始動だ。3月15日の
オリックス戦[京セラドーム]で、FA加入した
糸井嘉男外野手が「三番・DH」で先発スタメン出場。初回、いきなり中前打を放ち、存在感を見せつけた。
自主トレ中に右ヒザ関節炎を発症し、キャンプ中は別メニューが続いていた。開幕まで約2週間と迫ってきた中で、万全の状態になりつつある。「久々の打席で、真っすぐは速かったですね。でも、変化球を拾えたのは良かったです。やっとここまで回復したかなという感じ」と安堵の表情を見せた。練習では守備のほうでも問題はなさそうだという。あとは「まだまだ、実戦に出ていきたいと思っています」と実戦勘を取り戻すだけになった。