2015年に10勝、16年に7勝を挙げ、今季は吉見、大野とともに3本柱形成が期待されている若松駿太投手。当初は開幕投手にも名乗りを挙げていたが、オープン戦では結果が出ずに苦しんでいる。3月15日に行われた西武戦(メットライフ)では先発したものの、初回にコントロールを乱し2失点。5回には4安打を集められて3失点で、5回5失点と不調。開幕先発ローテも微妙となった。「テンポを良くして球数を少なく、自分のピッチングをできるようにしたい」と反省した若松。今季は自ら13勝をノルマに課し、昨季に10勝に届かなかった分も白星を稼ぐつもりだが、そのためには開幕からフル回転することが必須だ。