開幕の先発ローテーション入りが決まっている
釜田佳直投手は、侍ジャパンの熱戦に目を奪われたという。その視線の先にいたのは、1歳年上で同じ右腕の
ソフトバンク・千賀だった。「千賀さんは球が速くて、フォークもスライダーもすごい。ずっと投球する姿を見ていたいなと思いました」。真っすぐで押していくスタイルは見習う部分でもある。
開幕前最後の登板となった3月22日の
DeNA戦[横浜]では、ボールが先行する苦しい投球ながら、5回1失点にまとめた。「大きく崩れなかったのが一番の収穫」と手応えを口にした。座右の銘は「闘球」。千賀に負けない闘志あふれるピッチングをシーズンで披露するつもりだ。