正捕手の
田村龍弘捕手に続いて捕手陣で開幕登録メンバーに名を連ねたのは、
江村直也捕手だった。吉田とともに激しく2、3番手の座を争っていたが、結局、開幕時の捕手陣は2人体制となった。田村の打撃が向上したことで、終盤でも代打を送る必要性が低くなったことも理由の一つだろう。2番手以降の捕手にとっては、さらに乗り越えるべきカベが高くなったとも言える。
今季、球界最年長の43歳となる井口が開幕を一軍で迎える一方で、通算2000安打まで68本に迫り42歳となる福浦は二軍からのスタートとなった。また、主力級では細谷がケガの影響もあって開幕メンバー入りを逃している。