侍ジャパンで登板機会が少なかった
藤浪晋太郎投手。チームに復帰し調整のため、3月28日の二軍
オリックス戦(鳴尾浜)に先発登板した。100球をメドにマウンドに上がったが、自慢の速球よりも変化球を主体に、NPB球の感触を確かめた。3-2のカウントになる場面も数度あったが、そこは変化球を低めに集め、終わってみれば6回98球1安打無四球と完ぺきな内容だった。「カウントを取りにいきたいところはリラックスして、今日みたいな感じで投げられれば」。視察した金本監督、香田投手コーチも4月4日の
ヤクルト戦[京セラドーム]へゴーサインを出した。「今できる最高の準備はしてきたつもりです」。万全の状態で初戦を迎える。