昨季に16勝3敗を挙げ、最多勝と勝率第一位投手の2冠に輝いた野村祐輔投手が4月4日の中日戦[ナゴヤドーム]で今季初登板。7回を4安打1失点の好投で7対1の勝利を演出し、シーズン1勝目。通算では50勝となり、110試合目での達成は、球団では前田健太(122試合目、現ドジャース)らを抜いて最速記録となった。

　2回には先頭の中日・平田のゴロが右足首を直撃し、ベンチで治療を行うアクシデントがあったものの、「当たったけど投げたかった」と続投。2回と6回には左前打を放つなど、バットでも活躍した。「これからも勝ち星を伸ばしたい」と野村。右のエースが好発進を果たした。