3連敗で迎えた4月12日の
オリックス戦[京セラドーム]、伊東監督が動いた。試合前の時点で12球団最下位のチーム打率.201だった打線をテコ入れ。好調の鈴木を二番に配し、
井口資仁内野手が四番・DHで今季初スタメンを果たした。
井口は初回に四球で3点の先制に絡むと、5対3の6回二死二、三塁では三塁へのボテボテのゴロで全力疾走。貴重な適時内野安打をもぎ取り6対4の勝利に貢献。「形はどんなであれ、今季初の“H”がついたからまずは良かった」。チームも鈴木のスクイズあり、相手の失策につけ込んでの得点ありと、したたかに得点を重ねて連敗をストップ。ここから持ち前の粘り強さを発揮していけるか。