5月3日の中日戦(マツダ広島)で、プロ4年目の中村祐太投手がプロ初登板、初先発、初勝利を飾った。2014年にドラフト5位で入団した中村祐は昨季まで一軍登板なし。しかし今季はジョンソン、福井、床田など先発ローテーション投手が離脱し、二軍で好投を続けていた中村祐に白羽の矢が立った。

　デビュー戦のマウンドは先頭打者の中日・京田に二塁打を浴び、初回から1失点を許す立ち上がり。それでも「そこ(ピンチ)を1失点で抑えられたのが良かった」と粘りの投球で5回3失点で降板。2対3の5回裏に味方打線が2点を奪って試合を引っくり返し、リードを保ったまま7対4で勝利したことで初白星を手にした。