悩めるバットマンに、ようやく光が差し込んできた。5月3日の
阪神戦(神宮)で、
山田哲人内野手が7試合ぶりのマルチ安打をマークした。この日は初回に三塁手・鳥谷のグラブをはじく内野安打で出塁すると、8回には三遊間を破る左前打を放った。試合前に.194だった打率は.204となり、ようやく2割台に。マルチ安打は「いろいろ克服していきたい。まだもう少しですね」と本人は振り返ったが、復調へのきっかけをつかんだようだ。
チームは4対8で敗れ、今季初の4連勝はならず。それでもチーム状態、そして山田の調子も上向きつつある。「過剰な心配はいらない。これからでしょう」と、真中監督も山田の巻き返しを信じている。