ようやく長いトンネルを抜けた。5月9日から6連敗を喫して迎えた16日の
ソフトバンク戦[京セラドーム]。エース・金子が先発マウンドに上がるも、リードを2度追いつかれ、2対2で試合は8回へ。二塁打を放ったモレルを伊藤が送り、一死三塁の好機をつくると、
大城滉二内野手の中犠飛で決勝点を奪って3対2で勝利し、連敗を止めた。
「何とか1点欲しい場面。事を起こすことを考えていた。普段あそこまで(打球が)飛ばないんですけど、よかったです」と大城。今季ワーストの大型連敗で、最大8あった貯金がなくなり、借金生活に逆戻りも、再び勝率を5割に乗せた。故障者続出で、苦しいチーム事情も“スキのない野球“で上位に食らいつく。