5月17日の
阪神戦[甲子園]で、先発の
ラウル・バルデス投手が快投を見せた。今季9試合目のマウンドに上がったバルデスは、8回を3安打2失点。しかし味方打線が1点しか奪えず、チームの今季初完投を達成しながらも敗戦投手となった。
「たった2球の失投で負けてしまった」とバルデス。5回には原口にソロ本塁打を浴び、8回二死二塁では高山に決勝適時二塁打を許したことを悔やんだ。
これでバルデスは開幕から9試合連続クオリティースタートをマーク。同日時点でリーグ最多の62回2/3を投げ、防御率は2.01と健闘しているものの、打線の援護に恵まれずにわずか1勝にとどまっている。ベテラン左腕の好投に応えたい。