大きな1勝だ。5月に9連敗を喫し、交流戦直前の5月28日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)で連敗を止めて以降、交流戦は負けなしで7連勝と息を吹き返しつつあったが、6月6日の
阪神戦[京セラドーム]を4対11で大敗。翌7日の同戦も4回を終わって0対4とリードを許し、再び連敗か──と思われたが、新助っ人・
ロメロ外野手が払拭した。
5回に
T-岡田の本塁打、6回には5安打の集中打で同点に。迎えた9回。一死満塁の好機でロメロが左前へサヨナラ打を放って5対4で勝利を飾った。「しっかりたたこうと。いいところに飛んでくれた」。故障から復帰した5月30日以降、チームは7勝1敗。勝利を呼ぶ男の活躍は再浮上に欠かせない。