鉄人・
鳥谷敬内野手の一振りが、チームに完勝の流れを作った。6月6日の
オリックス戦[京セラドーム]。交流戦6連勝の相手に初回2点を奪われイヤなムードで迎えた3回表。3点を奪い逆転し、なお二死一、二塁からエース・金子が内角に投げた真っすぐを「うまく反応できた」とクルッと腰を回転させ、ミート。打球は右翼席に飛び込んだ。これで6対2として試合をほぼ決めたのだ。
「あの一発が大きかった?もちろん、もちろん」と金本監督も満面の笑み。この本塁打が球団7777本目となり、個人的には交流戦最多となる305安打となった。打率も.304と好調を維持。攻撃陣の柱としてチーム好調を支え続ける(成績は6月8日現在)。