凱旋登板を飾れなかった。6月29日
ロッテ戦(那覇)に地元・沖縄出身の
多和田真三郎投手が先発。試合が開催された沖縄セルラーは中部商高3年時、夏の県大会決勝で敗れた思い出に残る球場でもあった。両親ら親族が見守る中でのマウンド。右肩痛からの復帰登板ともなったが、5回まで1失点で踏ん張った。だが1対1の6回、一死一、二塁とされたところで降板。代わった武隈が二死後、連打を浴びて2点を勝ち越された。
しかし、味方が7回に追いつき、多和田に勝ち負けはつかなかった(試合は4対3でロッテが勝利)。「応援は力になった」と多和田。次の登板でこそ、今季初勝利をつかみたい。