今季10号目となるソロアーチは
筒香嘉智外野手の完全復活を印象付ける特大の一発となった。6月28日の
広島戦[横浜]、4点リードの6回二死から
ジャクソンの高めの真っすぐをフルスイングした打球は、右翼スタンド最上段に吸い込まれた。続く宮崎もソロ本塁打を放ち、勝負は決まった(11対8)。
「高めのボールでしたが、素直にバットを出すことができました」と言う筒香の一発は、3試合連続となる会心の当たり。一時は極度の不振に陥った主砲だが、6月は打率.324、本塁打6、打点19と“感覚”が戻ってきた。お立ち台では「自分の成績よりチームが勝てたのでよかった。もっと打ちます!」と、さらなる勝利への貢献を誓った。