お立ち台でこの日の登板の満足度を問われ、「70%ですね。7回なんで」とはにかんだ。7月4日の
オリックス戦[ヤフオクドーム]に先発した
石川柊太投手は4勝目を挙げた。6回までノーヒット。7回に1安打を許したとはいえ、中継ぎの登板過多を考えると次の回も行くかと思われたが、2戦連続7回(ともに1安打)でマウンドを降りた。しかし悔しさなどは口にせず、「(次も)コツコツとアウトを積み重ねられるように」と堅実に語る。
先発に転向し、5試合で4勝1敗、防御率1.42。「(12三振を奪った)前回の投球を見て対応してくる」とにらみ、この日は打たせて取る投球で相手を翻ろうした。この器用さが安定した投球を支えている。