打球はアッという間にライトスタンド中段に飛び込んでいった。7月11日の
中日戦(倉敷)の3回一死一塁で打席に入った四番・
福留孝介外野手。初球の真ん中への真っすぐを迷いなく振り切った。「後ろにつなぐ意識で打席に入り、甘く入ってきたボールをしっかりと捉えることができた」と納得の1本だった。
この一打は5月27日の
DeNA戦以来[甲子園]の一発。実に130打席ぶりのホームランとなった。「孝介には負担をかけ過ぎている。年齢的にも、休み休み出させてあげたいが……今日はよかった」と金本監督も一安心。この好感触を残したまま、後半戦へ標準を合わせていく。