巻き返しを誓う後半戦がスタートしたが、チームはなかなか波に乗れない。投打の歯車がかみ合わずに7月19日の
楽天戦[札幌ドーム]で敗れ、借金は今季最多の「22」。自力でのクライマックスシリーズ進出も消滅した。
それでも「(監督)交代の理由がない。すべての面で栗山監督しかいない。
日本ハムの監督に最も適している」と球団は長期的視野と若手育成の手腕を高く評価し、来季も監督続投を基本線に方針をすでに一本化した。シーズン終了後にも正式要請し、本人が受諾すれば球団史上2位タイの7年目の長期政権となる。それだけにこのまま終わるわけにはいかない。昨年の日本一チームの逆襲が待たれる。