試合を決めたのは開幕から全試合で一番に座り続けるリードオフマンだった。7月19日の
ヤクルト戦[横浜]、3対3の同点で迎えた8回二死一、二塁で打席に立ったのは
桑原将志外野手。「気持ちで食らいついていこうという思いだった」とルーキが投じた高めのフォークを左中間へ運んだ。値千金の勝ち越し適時三塁打は、チームを後半戦開幕3連勝へと導いた(5対3)。
4月は打率.228と苦しんだが、7月は打率.473、本塁打4(7月19日時点)と大暴れ。この日も3安打を放ち、シーズン打率も.289まで上げてきた。好調の秘訣を「水風呂です!」と語った“夏男“のバットがチームを上昇気流に乗せる。