好投の陰に美技あり。7対0で勝利しチーム6連勝、
西武の自力Vを消滅させた8月22日の西武戦[ヤフオクドーム]は、前半まで
バンデンハーク、西武・ウルフの投手戦となった。相手のミスに乗じ3回に1点を先制した
ソフトバンクだったが、4回までわずか1安打とウルフの前になすすべなし。
1本のヒットで試合が動きそうな緊迫したムード。そんな中の5回表、二死から金子侑のライナー性の打球が左前へ飛んだ。これを
中村晃外野手がダイビングキャッチ。「考えながら動けるほど余裕はなかった」。俊足の金子侑のことだ。後ろにそらしたら、ランニングホームランになっていたかもしれない。一瞬の好判断がバンデンハークを、チームを助けた。