弾丸ライナーで敵地のレフトスタンドを越え後方のネットに突き刺さった。9月6日の
広島戦[マツダ広島]の2回、真ん中に抜けてきたスライダーを
中谷将大外野手は見逃さなかった。この一打で今季19本塁打。高卒生え抜き選手としては2006年の
濱中治(現二軍打撃コーチ)以来の11年ぶりの20号到達に王手をかけた。「浮いてきたボールをしっかり仕留められました。いい感じでとらえました」。
7月25日以降、スタメンを外れる以外は五番にほぼ定着(5試合大山を起用)。金本監督もその打撃に大きな期待を懸ける。ただ、この日も終盤のチャンスで凡打しただけに、課題はまだある。そこを克服し、真のクリーンアップを目指していく。