9月20日に球団から、
江草仁貴投手が今季限りで引退することが発表された。今季は同日時点で一軍登板はなかったものの、ファームではチーム2位タイの33試合に登板。29回を投げて3勝1敗0S、防御率は5.28だった。
広島県福山市出身の江草は2003年に自由枠で
阪神に入団。主に中継ぎとして活躍すると、11年途中に
西武へ移籍。その翌シーズンに広島へと加入した。広島1年目には26試合に登板したが、13年5月にトミー・ジョン手術を受け、近年は登板を減らしていた。昨年に国内FA権を獲得した際には「カープに感謝しています」と行使には興味を示さず、広島のユニフォームで現役を終えることを選んだ。