北の鉄腕がまた金字塔を打ちたてた。9月26日の
オリックス戦[京セラドーム]で8回からマウンドに上がったのは
宮西尚生投手。これが今シーズン50試合目のマウンドとなり、史上2人目の10年連続の50試合以上登板を達成した。
2015年オフに左ヒジを手術。翌16年はヒジの位置を低く調整することで、痛みを軽減しながら1年を乗り切った。それだけにヒーローインタビューでも「毎日、僕の調子を整えてくれたトレーナーに感謝したいです」と裏方スタッフへの思いを語った。
プロ10年目とはいえ、まだ32歳。この記録もまだまだ1つの通過点として、職人肌のサウスポーはさらなる高みを目指す。