最終戦で王者に一矢を報いた。9月26日の
ソフトバンク戦[ヤフオクドーム]。先発の二木が2本の本塁打を浴びながら7回を5安打3失点で踏ん張ると、直後の8回にキャプテンの鈴木が右翼テラス席へ決勝のソロアーチ。最後は大谷、内の継投で逃げ切り、二木は昨季の自己最多に並ぶ7勝目をマーク。チームとしても試合前まで6勝18敗と大きく負け越していたソフトバンクとの最後の戦いに、敵地で4対3と競り勝った。
試合後、今季限りで退任する
伊東勤監督は敵将・工藤監督から花束を贈られ、「(
西武で現役時代ともに戦った)工藤監督からの思わぬサプライズ。最後にいい形で試合ができた」と口にした。