負けに等しい引き分けだった。9月27日の
阪神戦[横浜]は、ロペスの先制2ランなどで序盤から4点をリードする。先発した濱口が6回途中で3失点と2ケタ勝利への権利を持って降板したが、9回にクローザーの山崎康が1点リードを守り切れずに同点。CS出場を争う大事な試合を延長12回で引き分けた。試合後、
ラミレス監督は「負けないことは良かったが、引き分けが必ずしも必要なものではなかった」と厳しい表情を見せた。
しかし、この引き分けでチームは69勝63敗5分けとなり今季の勝率5割以上が確定。
森祇晶監督が指揮を執った2001年以来(69勝67敗4分け、3位)、じつに16年ぶり“貯金フィニッシュ”となる。