2014年12月にトミー・ジョン手術を受けた
竹安大知投手。16年ドラフト3位で入団後も実戦のマウンドに上がりつつ、リハビリを続けていた。プロ2年目の今季、久保二軍前投手コーチとともにツーシームの習得に励み、飛躍した。二軍の先発として安定した投球を見せると一軍からようやく声が掛かり、10月5日の
中日戦[甲子園]の7回に一軍デビューを果たした。
緊張した面持ちで一人目を打ち取ると、表情はキリッとなり結局三者凡退9球でまとめた。その裏、味方が点を奪い初勝利までつかんだ。「大人数の前で投げたことがなかったので、心地よかったです」。来季へのさらなる飛躍が期待される。