来季の巻き返しにつなぎたい最終盤戦で、実績の少ない選手たちがアピールに成功した。10月3日の
DeNA戦[横浜]は1対3で敗れたものの、六番・二塁で今季初スタメン出場を果たした
石川駿内野手が、2回一死一塁から左前にプロ初安打をマーク。「下(二軍)でやってきたことをしっかり出せて良かった」と第一歩をかみ締めた。
翌日の同カードでは
阿知羅拓馬投手がプロ初先発し7回7安打2失点。試合は1対2で敗れて敗戦投手となり「粘る前に長打を打たれてしまった」と唇をかんだが、先発の役割は果たした。また、3回には
近藤弘基外野手が今季初本塁打。「阿知羅が初先発なので、力になりたかった」と意気を見せた。