指揮官が見守る前で“満額回答”のピッチングを見せた。フェ
ニックス・リーグに参加中の
玉井大翔投手が10月14日のハンファ戦(生目の杜第2)で先発し、6回1失点でチームを勝利に導いた。シーズン中はすべて中継ぎ(24試合)での起用だったが、先発の適性もあることを結果で証明した。視察に訪れていた
栗山英樹監督も「よかったね。玉井らしさが出ていた」と目を細め、今後も先発、中継ぎ両面での起用を示唆した。
先発ローテーションの再編と立て直しはチームの急務だけに、玉井の台頭はうれしいニュース。北海道・佐呂間町出身の道産子右腕が、逆襲を誓う栗山ファイターズの希望の光となる。