高卒1年目のシーズンを終えた
藤平尚真投手が、岡山・倉敷で行われている秋季キャンプで貪欲な姿勢で練習に取り組んでいる。「平均の球速が物足りない。80%の力で150キロを投げられるようになりたい。そうすれば、長い回も投げられる」。理想とするのは
日本ハムの大谷で、筋力強化とともに投球フォームの改造にも着手している。
今季は6月16日の
阪神戦[甲子園]でプロ初登板(2失点で負け投手)。3度目の先発となった8月22日の
ロッテ戦[ZOZOマリン]で初勝利を挙げ、3勝4敗で終えている。梨田監督は「今年の後半戦を見る限り、十分そこに割り込んでいける」と先発として期待。2年目の飛躍へ準備を進める。