11月10日から12日にかけて台湾・桃園で行われた台湾代表との交流試合。初戦は井上晴哉内野手の先制3ランを含む3安打4打点の活躍で6対1と快勝。第2戦も序盤で6点を先行して6対4で逃げ切ると、第3戦は13安打9得点と打線が爆発して9対1で勝利を収め、最後の実戦で3連勝を飾った。

　今季のペナントレースでは打線が最後まで振るわなかった。井口資仁新監督は秋季練習で徹底的にバットを振り込ませてきたが、「やってきたことが出せている」と手応えを口にした。来年の春季キャンプでは一、二軍の枠を取り払い、さらなるチーム内競争の活性化をうながしていく。最下位からの巻き返しを誓う井口体制は上々の船出となった。