11月15日、今秋のドラフトで1位指名した中大の鍬原拓也投手と都内ホテルで契約金1億円、年俸1500万円、出来高5000万円で仮契約を結んだ。その後、取材に応じた鍬原は、「これがドラフト1位か、と」と額面に驚いたことを明かし、女手1つで育ててくれた母・佐代子さんに「(契約金で)旅行か、何か買ってあげたい。小さいころに(将来は)家や車を買ってあげる、と言っていたので(プロで頑張って)買ってあげたいです」と恩返しを誓った。

　中大では先発&リリーフも経験した即戦力右腕は理想の投手に元中日の山本昌氏を挙げ「50歳まで投げるのは無理かもしれないですが、そのへんまでやりたいです」と息の長い活躍を誓った。