2017年を振り返ったエースは悔しさをにじませた。
金子千尋投手が12月11日に契約更改に臨み、4年契約最終年の18年も、球界最高額(12月15日時点)となる現状維持の推定年俸5億円でサイン。ただ、17年は3年ぶりの2ケタ勝利(12勝8敗)を挙げた一方で、最も意識していた勝率は.600に終わり「目指していた数字とはかけ離れている。まったくと言っていいほど、達成感はない」と話した。
交渉の席では“珍”リクエストも。「球場が狭くなる方向なので」と「京セラの(2階外野レストラン席上部にある)3階席に入らないと本塁打にならない」という、本拠地・京セラドームのルール改正案を持ち出したが、却下されたことを明かした。