ラミレス監督は昨年末、開幕戦のレギュラー候補に関して「桑原(
桑原将志)、筒香(
筒香嘉智)、宮崎(
宮崎敏郎)、
J.ロペスは決まっている。残りの5ポジションは競争になる」と語り、ポジション争いによるチーム力の底上げをうながした。指揮官の構想では投手を除いた4つのポジションが白紙状態にあり、3選手による三つ巴の捕手争いも含めて、今季のレギュラー争いは激しさを増しそうだ。
特にレベルアップを図りたいのが遊撃と右翼だ。遊撃は昨年、全試合に出場した
倉本寿彦が
阪神からFA移籍した
大和と争う。大和は二塁のレギュラー候補でもある。同様に昨年137試合に出場した右翼の
梶谷隆幸は、2年目の
細川成也、ルーキー・
神里和毅とレギュラー争いをさせる方針だ。