今春キャンプはひと味違う。1月24日に開かれた監督コーチ会議の終了後、
工藤公康監督が春季キャンプの組分けを発表した。驚いたのはA組(一軍)投手陣の人数と人選だ。昨年は21人で、そのうち7人は初選出だったが、今季は14人。初選出は
モイネロだけだった。なお、モイネロはカリビアン・リーグ出場のため来日が遅れる模様。
異例の少人数体制にはもちろん理由がある。工藤監督は「若い人には下(B組)から頑張ってもらって、しっかり頑張った人たちを上(A組)に呼ぶ」とし、第3クールに5、6人を昇格させる方針を明かした。B組はベテランも若手も育成選手も同じスタートライン。キャンプ初日から本気モード突入だ。