待望の瞬間が訪れた。2月28日の台湾・ラミゴとの練習試合[札幌ドーム]でドラフト1位ルーキーの清宮幸太郎内野手が「七番・一塁」でスタメン出場。大きな注目を集める中、2回の第1打席で実戦初ヒットなる右中間二塁打を放った。2ボールからのファーストスイングで結果を出した。

「(ボールは)甘くなかったですけど、無我夢中でした。あまり覚えていないです」と初々しいコメントも残し、幸先よくスタートを切った。今後もオープン戦での出場を続けながら「3.30」のペナント開幕を見据える。「能力が高いのは分かっている」と栗山監督も期待を寄せる18歳の大器。1年目からの打棒爆発、定位置獲得となるか。