低迷打破への強い決意が表現されていた。3月6日、湊球団社長や
福良淳一監督、選手らが大阪市の住吉大社で必勝祈願を行い、指揮官が絵馬にしたためた文字は“優勝”。「(12球団で)優勝から一番遠いチームになってしまったので『今年こそは』という思いは強いです」と、悲願成就への思いを口にした。
チーム最後のリーグ優勝は、指揮官が現役だった22年前の1996年。「長いシーズンを戦い抜いた優勝はそれはいいもの。良さを表現するのは難しいが、格別なものがある」と、自らも“優勝の味”を知るからこそ、その思いは強い。若き戦力が台頭しつつある
オリックス。今季こそ22年ぶりの頂点へ。目指すべき場所を再確認して2018シーズンに挑む。