3月14日の西武戦(ナゴヤドーム)で、松坂大輔投手がオープン戦2試合目となる先発登板。プロ野球人生をスタートさせた古巣を相手に3回を投げ、3安打5四死球と安定せずに2失点。目標とする開幕先発ローテーション入りへアピールすることはできなかった。

　オープン戦初登板だった4日の楽天戦(同)は無走者でもセットポジションで投げたが、この日は1回、先頭打者で元同僚の松井を、ワインドアップから投じた139キロの直球で右飛に打ち取る場面もあった。しかしその後は制球が定まらず、「ブルペンで投げていたときから球が荒れていたけど、試合に入ってもそのままだった」と反省が口を衝いた。