悩めるエースに光が見えてきた。アリゾナキャンプ序盤で右肩の炎症を訴え、大幅に調整が遅れていた有原航平投手。思うように投げることもできない中で懸命にトレーニングを続け、3月28日のイースタン・リーグの
ロッテ戦(浦和)で今季2度目の実戦マウンドへ。150キロ近いストレートと多彩な変化球をコーナーに投げ分け、3回1安打無失点(39球)と格の違いを見せつけた。
ピッチングの報告を受けた栗山監督も「よかったみたいだね」と笑顔。今後もイースタンで登板を重ねながら、早ければ4月6日からのロッテ3連戦(東京ドーム)での一軍合流の可能性も見えてきた。先発ローテに背番号16が帰ってくる。