エースが節目の記録に到達した。前回登板の4月3日のロッテ戦(京セラドーム)で5三振を奪って通算奪三振数を1499としていた金子千尋投手が4月10日の楽天戦(京セラドーム)の先発のマウンドへ。初回、ペゲーロをフォークで空振り三振に仕留めて、プロ野球史上53人目となる1500奪三振を達成した。

　ただ、直後に先制点を献上。3回にはペゲーロに2ランを浴びて追加点を奪われると、5回には自らの暴投で4点目を与えて降板。チームも2対4で敗れ、今季2敗目を喫したエースは「せっかくなら勝って(記録達成)決めたかった。次はしっかり投げられるようにしたい」と唇をかんだ。