掲げる“スキのない野球”は、どこへやら。4月17日の
ロッテ戦(ZOZOマリン)を3対5で敗戦。敵失などで好機を作るも得点に結び付けられず、対照的に失策が絡んで逆転され、同点に追いついた後の7回には伊藤が犠打を失敗して併殺となるなど、細かなプレーでミスが相次ぎチャンスをつぶし続けた。早くも今季10敗目。借金も6に膨らんだ。
試合後、
福良淳一監督は「いつも言っているように、そういう(細かい)ところをしっかりやらないと。向こうがエラーしてくれたのに流れが向こうに行ってしまう」と、おかんむり。好機で凡退、犠打失敗、守っては捕逸で追加点を献上した伊藤の二軍落ちを明言するなど“鬼の福良”が顔を出した。